【運営報告】ブログ100記事書いたけど1円も稼げませんでした

毎日更新を続けてきた当ブログが100記事を達成しました。
結論から言うと1円も稼げませんでした。
ただ僕の場合は想定していた通りの結果でもあります。
今回の記事内容は、100記事書いた現時点のアクセス数 (PV数)について公開しつつ、アフィリエイト歴7年の僕でも稼げなかった理由をまとめています。
100記事でも稼げるコツも記事内では解説しているので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです。
ブログを100記事書いても稼げないです
ブログは「まず100記事書くことを目標に」と耳にすることが多いですよね。
そこで大半の人は「100記事書けば稼げるんだ」と思うかもしれませんが、もしそうなら考えを改めましょう。
100記事書いても稼げないのが当たり前だからです。
僕もアフィリエイトを始めた当初は200記事くらい書いて、ようやく1万円以上稼ぐことができたくらい。
100記事はあくまでも通過点なんです。
100記事書いてもアクセスはほとんどなく、収益もゼロかほんの少しというのが現実です。
ブログ100記事までのアクセス数の推移
当ブログはアフィリエイトやブログ、仕事術、転職、副業といった幅広いジャンルの記事を書いています。
2020年4月28日に1記事目を投稿。
そこから毎日更新を続けて100日経った8月5日までのアクセス数の推移はこんな感じ。
ユーザー数:162
PV数:727
グラフは波打ってますけど、ユーザー数の単位を見るとわかるように1日5ユーザーがいいとこです。
まったくアクセスが来ていないのがわかります。
ブログ100記事に費やした時間
当ブログは1記事あたり4000〜5000文字ほどあります。
また見出しを立てたり、画像を選んだりすると、1記事4時間はかかっています。
100記事を書くのに費やしたのは400時間くらいです。
100記事書いたブログの収益
0円でした。
収益記事(キラーページ)も5記事ほどあり、アドセンス広告も貼っていますが、1回もクリックされなかったため1円も稼げませんでした。
ブログの時給0円です。
ちなみに時給1000円のバイトなら400時間あれば40万円稼げるんですよね。
そういう見方をすると悲しくなりますね。
ブログ100記事書いても稼げなかった理由
ただ僕の場合はこの結果を想定していました。
僕が以前に40万PVを達成したオウンドメディアも、運営3ヶ月くらいではまったくアクセスが伸びなかったからです。
2016年6月より運営を開始したメディアのアクセス推移。アクセスが多くなってきたのは2016年12月、期間で言うと6ヶ月後でした。
他にも考えられる原因もあるので、まとめてみました。
Googleの「サンドボックス」というアルゴリズム
サンドボックスというのは、サイトを作ってから最低3ヶ月間はどれだけSEOを対策をしても上位表示できないというアルゴリズムです。
Googleの公表では「ない」と言っていますが、様々なアルゴリズムの影響を受けて起こり得る現象です。
ドメインを取得したばかりのサイトは社会的に信用出来るものか分からないため、上位表示が難しいのです。
効果があるのは「すでにGoogleで検索にかかっているサイトからリンクを張ってもらう」ことですが、SNSのフォロワーも少なく、リンクを貼って紹介されるほどの良記事を書けていないからだと。
毎日更新を頑張っても3ヶ月そこらじゃアクセスや収益は難しいと言えます。
ブログのジャンルが広すぎ
当ブログは自分自身で身につけたスキルをアウトプットするために書き始めました。
そのため記事のジャンルが広くなっています。(アフィリエイト、ブログ、仕事術、転職、副業)
100記事程度だと、それぞれのジャンルごとの記事が少なすぎるので、関連ページから内部リンクを貼るのも少なくなり、サイトや記事の評価がされづらい状況にあることが考えられます。
ブログのジャンルを広げると記事の更新はしやすくなりますが、検索の上位表示化までの期間が伸びてしまう可能性があるということです。
ライバルが強い
また同ジャンルのライバルが強いのも原因としてあります。
アフィリエイトやブログといったWEBマーケティング系の記事は、検索の上位表示化のコツを知っている、またはライティングスキルがある人が参入するジャンルなので、レッドオーシャンとも言えます。
検索ボリュームの少ないキーワードを狙いすぎ
ライバルが強いこともあって、自分もライバルの弱いキーワードを狙うことに注力してしまい、検索ボリュームの少ないキーワードで記事を書いたことも原因かと感じます。
検索ボリュームが少ないと(月100以下)、ヘタすると検索されていない可能性もあります。
SNSやブックマーク等を活用しきれていない
SNSやブックマークを軽視していたのも、100記事書いても稼げなかった理由です。
ブログと相性の良いTwitterからの流入、はてなブックマークやソーシャルブックマークサービスに登録するなど、やれることはたくさんあるのに活用しきれていませんでした。
特に最近のSEOは指名検索が重視されるようになっています。
SNSで認知させ、Googleで検索させるという流れが、検索上位表示化には必要です。
ブログ100記事でも稼げるようになるには
まずは僕を反面教師にすることです。
僕の場合は今まで怠けていた自分を改めようと思って毎日更新ブログにしました。
ただ3ヶ月そこそこではアクセスも伸びず、収益を上げることは難しいです。
もし100記事で稼げるようになりたいなら、最低でも半年ぐらいかけて100記事を書き上げる方法がおすすめです。
初心者が毎日更新をしようとすると、どうしても記事が雑になりがち。
なので丁寧に2日に1記事くらいのペースで書いていくほうが良いかと。
またブログのジャンルを広げ過ぎない、ライバルが弱いジャンルを選ぶ、キーワードプランナーで検索ボリュームが100以上あるキーワードで記事を書いていくようにしましょう。
ライバルが弱いジャンルを探る方法は、実際に検索してみることです。
企業サイトや大手メディアの記事が出てこないで、無料ブログが出てくるキーワードが多いならやってみるべきです。
記事の質を上げる
それと当たり前ですが、ただ100記事書いてもダメです。
1記事1記事、魂を込めて記事を書きましょう。
具体的には以下の方法です。
- キーワードを意識して、読者が求めているものを書く
- 読者の行動を促す記事を書く
- 権威性や信頼性を担保する
キーワードを意識して読者が求めているものを書く
すべての記事はキーワードありきで書くことが重要。
ユーザーはGoogleにキーワードを入れて情報を探すので、まずはそのキーワードを含めた記事タイトルにします。
そしてキーワードから考えられる検索者の意図をくんで、その答えになる情報を記事にしていきます。
読者の行動を促す記事を書く
また答えとなる情報を記事にするだけではなく、その検索者が答えを手に入れた後にどうしたいかを想像して、その行動を促す情報を書いてあげるとより読者が求めている記事に仕上がります。
たとえばこんな感じ。
上記の記事はブログの記事を書くうえでも使えるので参考にしてください。
といったように記事内でリンクを貼って行動を促します。行動を促すだけでなく内部リンクで読者の誘導ができるとサイトの評価も上がります。
権威性や信頼性を担保する
ブログ記事は誰が書いた記事なのかということも、記事のクオリティに影響します。
どこの誰が書いたかわからない記事よりも、名前と顔、実績がある人の記事のほうが読者から信頼され、結果的にGoogleからも評価されます。
あなたしか書けない記事を書くためにブログのジャンルは慎重に選んだほうが良いです。
更新頻度よりも記事の質を重視しましょう
100記事で稼げるようになるには、更新頻度よりも圧倒的に記事の質のほうを重視しましょう。
適当な記事を100記事書いたところで、たとえ毎日更新でも稼げません。
特にブログを書く時間がない人ほど記事の質にこだわることが大事です。
ちなみに僕が月40万PV達成したメディアも、1ヶ月10記事くらいのペースで書いていました。
1年後に100記事を達成した頃には、月10万PV、収益は月50万円を超えるまでに成長しました。
記事の質も重視してコツコツと取り組めば、1年後には目に見えた成果が出ているはずです。
ブログ100記事書いたメリット【身についたチカラ】
ブログはまず100記事書こうと言われるには理由があります。
僕の場合は100記事書いたけど稼げなかったわけですが、メリットもたくさんありました。
全部で5つあります。
- 文章の型ができる
- 毎日更新を続ける忍耐力
- 自信がつく
- ブログに対する愛着
- 制作物としての実績
1.文章の型ができる
100記事書くと「この内容の文章は導入文はこうする」とか「構成はこう書く」など自分なりの文章の型ができてきます。
その結果、文章を書くスピードが上がるし、ブログ記事に統一性が生まれて読者に読みやすい文章が出来上がります。
2.毎日更新を続ける忍耐力
僕の場合は毎日更新をしているのですが、更新を続ける忍耐力が身につきます。
ブログは更新が命です。放置したブログは読まれません。
100記事書いたことでブログを更新するのが当たり前の生活することができました。
3.自信がつく
100記事書くと自信がつきます。また次の目標もできます。
アクセス数や収益は読めないですが、記事数の目標は立てられます。
目標を達成すると自信がつくので、次の目標まで頑張れるようになります。
4.ブログに対する愛着
100記事も書くとかなりブログに愛着がわきます。
愛着がわくとブログを育てたい気持ちが強くなり、よりブログに注力するようになります。
5.制作物としての実績
100記事更新したブログは立派な制作物です。
僕の場合はホームページ制作もしていることもあり、クライアントに毎日更新のブログを紹介すると「真面目なんですね」と評価をされるようになります。
100記事書いてもブログ自体の評価はまだまだですが、書いている人の評価には直結します。
まとめ:ブログ100記事はスタートライン。一緒に頑張りましょう。
まずはブログは100記事と言いますが、100記事書いても稼げないと考えたほうがいいです。
そうしないと100記事書いて稼げなかったときに、燃え尽きてブログを辞めてしまいます。
100記事書いた報酬は、経験と積み上げたブログです。
100記事書いた経験を活かして、次の目標の200記事を目指して積み上げていきましょう。
ここからが本番レースです。
毎日更新200記事を達成したときにまたブログで報告するので、一緒に頑張りましょう。