「OA機器の営業が辛い...」
「コロナなのに飛び込み営業ってまじ終わってる」
この記事はそんな方に向けて書いています。
結論からいうと「つらいなら辞めたほうがいい」ということ。
僕も新卒からOA機器の営業会社で働いていた経験があります。
その当時は、7時45分に出勤して会社から帰れるのは23時という意味不明な時間拘束と、飛び込み営業とテレアポの毎日。
しんどすぎて毎日辞めたいと思っていました。
OA機器の会社を辞めてから10年近く経ちますが、いまでは時間や場所に縛られない仕事ができるようになって会社員時代の給料の10倍は稼げるようになりました。
当時の10倍稼げるようになっても、いま働いている時間は当時の1/3くらい。ほんと辞めてよかったと思ってます。
今回は僕の実体験をもとに「辞めたほうがいい理由」を解説します。
コロナなのに営業行ってこいと言われたのを無視して、カフェでサボりながら読んでもらえたら幸いです。
OA機器の営業が辛いならいますぐ辞めるべき。3つの理由
僕は約5年半のあいだOA機器の営業をやってましたが、こんなに働く必要なかったなと今感じています。
そこで僕の経験から思うことで、いますぐ辞めるべき3つの理由をお話しします。
① 世の中に仕事は無限にある
飛び込み営業してるとわかると思いますが、世の中にはたくさんの仕事があります。
そして、目に見えるところで仕事している以上に、目に見えない(知らない)仕事をしている人はもっといます。
つまり世の中には仕事は無限にあります。OA機器の営業だけで消耗していたらもったいないです。
いまの僕のまわりで動いてる仕事だけでも
IT広告の仕事
ホームページ制作
システムエンジニア
WEBマーケティング
WEBコンサル
WEBデザイン
ライティング
アフィリエイト
転売
せどり
プログラミング
Youtube
動画編集
ざっと、これだけあります。
おそらくOA機器の営業がしたくて今の会社に入った人はゼロだと思うので、いまの仕事に執着する意味なんてないと思います。
それに手取り給料が20万円くらいなら、アルバイトでも稼げます。もしかしたら時給換算したらバイトのほうが稼げるんじゃないでしょうか。
お金が稼ぎたいからいまの仕事をしている人も少ないと思うので、もっと自分の労働時間を時給換算して考えましょう。
② 時間の無駄
OA機器の営業の仕事って、最初こそいろんな商品知識や営業スキルが身につきますが、はっきり言って3年も働けばいいほうの業界だと思います。
僕もOA機器の営業は5年半くらい務めたんですが、ほんと時間の無駄だったなと感じています。
というのも3年目以降はまったく成長しなかったからです。
1〜2年目は商品知識や営業のノウハウをたたきこまれるけど、3年目になると覚えることがなくなり、ただ飛び込み営業やテレアポの毎日が続くだけだったからです。
それに先輩はどんどん辞めるし、残ってる上司のなかで「この人のようになりたい」と生き方を含めて尊敬できる人は一人もいない。
同期や後輩もどんどん辞めるし「まじでこの会社にいる意味なんなの?」と思う毎日でした。
それでも誰かが辞めたら引き継ぎを任されるし、働いていく歴が長い人ほど負担が大きくなります。
あと会社で出世とかマジで無意味ですからね。「辛い、辞めたい」と思いながらも、働けば働くほどほかの人の仕事を任されて辞めにくくなってしまうからです。
それに給料も全然上がらないし、後輩からの尊敬なんて一瞬で終わりです。
みんなある程度働くと「この会社終わってる」って思って 「 この会社の上司終わってる」っていう見方されるんで惨めですよ。
③ ストレスからの解放
ストレスは思いもよらない病気を引き起こしたり、人生を不幸にします。
ストレスで辛いと思っているなら、いますぐ逃げたほうがいいです。
当時の僕も朝起きたときからいつも胃が痛かったです。胃腸炎には何度もかかってました。
「今日の数字は?」「今日はどこで取れる?」といった上司の詰めや、客先対応に神経すり減らす毎日が精神的に辛かったからです。
それに朝8時前には会社に着いてなきゃいけない、帰るのは23時以降みたいな生活で毎日が睡眠不足。
ストレスと睡眠不足で髪が細くなったり、クマができて顔色も悪い。
日曜日に彼女とデートしていても、明日の仕事のことを考えて憂鬱になり盛り上がらない。週末のデートが精神的負担になって別れたこともありました。ストレスはプライベートもめちゃくちゃにします。
繰り返しますが、世の中には無限に仕事があります。
OA機器の営業とその会社だけにあなたを消耗させるのはもったいないです。
お金より何よりも心の健康を保ったほうがいいです。ストレスはあなたを不幸にします。
辛いなら早めに辞めよう
辛いなら辞めていいと思います。
辛いのを我慢してOA機器の営業をすることに何のメリットもないからです。
やめ方は上司に一言「辞めます」というだけ。
法律上では14日前まで退職を申し出ればOKみたいですが、業務の引き継ぎとかもあるので1ヶ月前くらいには言っておくのが良いです。
僕の場合は辞める1ヶ月前には上司に言いました。
言ったその日には引き止められて「もう一回考えてこい。それでもう一回面談しよう」みたいなことを言われて、2回目の面談で了承を得れたって感じです。
僕の場合は仕事はクソみたいに働かせられましたけど、人間関係は割と円満みたいな感じだったので引き止めもあまりしつこくなかったです。
ただ会社によっては「しつこい引き止め」「辞めさせない」「辞めたら損害賠償」みたいな狂った所もあります。
そういう場合は、迷わず法律相談しましょう。一人で悩むといつまでも辞められなくなってしまします。
ちなみに「法テラス」というサイトで格安で相談できます。もしあなたの会社がそんな感じがするならブックマークしておきましょう。
あと人間関係が良すぎて辞めると言いづらいということも。
そうなったら今の時代「退職代行」とかあるので利用したほうがいいです。
いまの時代たくさんの業者が選べて、しかも数万円で依頼できるから使うのもアリだと思います。簡単にストレスから解放されます。
それに僕の経験で言うと、昔の職場の仲間なんて連絡とることなんてないです。
あったとしても負の情報しか入ってこないので、心を許している同僚以外は関わらないことをおすすめします。
疲れない仕事、やりたい仕事の探し方
いまの自分に聞いてみましょう。
答えはあなたが持っているはずです。
たとえば
「本当はWEBサイトの制作とかデザインやってみたい、けどスキルないし無理だよな...」
って思っているなら、そこの答えに従えばOKです。
スキルがなくても、WEB制作の営業の仕事でもいいんじゃないでしょうか。
WEBデザイナー、WEBエンジニアとか仲間がたくさんできますし、関わることでその仕事に繋がるしスキルも身につきます。
やりたい仕事に携われれば疲れません。疲れたとしても疲れが爽やかです。
それに今がマイナスだから、次に動くことで100%いい方向に向かうことは間違いないです。
[実体験] 環境が変わると、人は変われます
これは僕の話なんですが、OA機器の営業を辞めたあとは次の転職先は決まってませんでした。
会社には嘘を言って辞めたんです。逃げました。
それで実家が材木屋やってたんで、頼みこんで手伝い(バイト)をさせてもらうことになりました。
そのときの給料は月8万円。
当時の僕は28歳で実家暮らしという世間体にしたら最悪ですよね。
でも、仕事は朝は9時〜夕方5時半に終わるので時間に余裕ができて、
営業のノルマや上司の詰めもない、客先のクレームもないので心の余裕も生まれました。
会社を辞めたことでなにもストレスがない生活を手にすることができました。
ただ一つ足りないことがあるとすればお金だけだったので、お金稼ぎができる副業を始めたのもそのときです。
この時間の余裕と心の余裕があったから、副業でアフィリエイトを始められたし、当時の給料の10倍の金額を稼げるようになりました。
会社員時代と比べたら、今はかなり幸せです。
環境を変えて精神的な余裕ができたら、広い目で物事をみれるようになって行動が変わります。
行動が変わると稼げるようになるのも事実です。
だから転職しなくても、とりあえず来月に辞めて、ゆる〜くバイトしながら副業するのもアリだと思います。可能性は無限にあります。
まとめ:スキルも学ぶことも少ない業界です。仕事は無限にありますよ。
つらいなら辞めるべきです。逃げましょう。
OA機器の営業で長く働くのは時間の無駄です。
長く働いても学ぶことがなく、楽をしようとして成長しないからです。
また辞めることでストレスから解放されて心に余裕が生まれます。
繰り返しますが、世の中には無限に仕事があります。
やりたい仕事に向き合って転職するのもいいですし、在職中に副業を始めてみたら行きたい業界が見えてくるかもしれません。
僕みたいに、ゆる〜くバイトしながら探すのもアリだと思いますよ。